元夜間大学生の日記

夜間大学を卒業したただの社会人です

アナログゲームの集い

 本日は1年生、社会人2人とアナログゲームをやりまくってた。午前10時半集合で、まずはニューロストレガシー、ついでニムト、ごきぶりポーカー、ラブレター、ババ抜き、海底探検、モノポリー、最後にクトゥルフ神話TRPGと盛りだくさん。

 今日やった中で特に盛り上がったのはニムトとごきぶりポーカー。これらはルールも簡単だけど駆け引きも楽しめるいいゲームだからおすすめ。逆にモノポリーは土地を独占して家、ホテルを建てて高額レンタル料を取れるようになったらめっちゃ盛り上がるけど、それまではだいぶ作業感あって辛かったと思う。

 クトゥルフ神話TRPGについては話を忘れたけど毒入りスープで検索したら出るらしい。キーパー1人で俺は狂信者(ヤク中)、あとは医者とエンターテイナーというものすごくバランスのいいチームで挑んだ。まずステータスを決めていく時点で盛り上がれたのがいいね。俺がTRPGの心構え的なものは知っていたのでプレイヤー視点で割りと導けて行けて楽しめたと思う。

      プレイ内容についてはネタバレになるので自己責任で。

  まず最初に俺たち3人は気がつくと薄暗い電球に照らされた殺風景な部屋にいて、服装もなぜだか白いローブ姿となっていた。

部屋の真ん中には机と椅子があり、机の上にはスープが置かれていた。とりあえず椅子に座ると2枚の紙を発見。1枚目には1時間以内に毒入りのスープを飲むと夢から覚めると書いてあった。2枚目は地図で、今いる部屋(スープの部屋)を中心とすると、北には調理室、西には書物庫、南に礼拝堂、東は下僕の部屋となっている。

スープを飲むか否か話し合っていたが、狂信者(俺)とエンターテイナーはそれが人間の血であることに気づいてしまう。これは医者にはあえて伝えず、先に部屋の探索をすることにした。

 まずは3人で調理室へ向かい、俺とエンターテイナーは調理中であるように見えた鍋の蓋を開けてみた。中はどうやら人の死体であるようだ。これは放置して、エンターテイナーは冷蔵庫の中を確認、調味料など重要そうなものはなにもなかった。医者は調理場を探し、包丁やナイフなど武器になりそうなものを見つけた。食器棚を探した俺は食器が全て銀で出来ていることに気づき、銀は毒を見つける効果があることを知っていたので、スープに浸して反応を見ようと2人に提案した。

 さて、スープの部屋に戻って早速試してみると、銀は無反応で、どうやら毒は含まれていないことが分かった。ここからは、1時間以内という時間制限もあることだし、3人それぞれで別の部屋へ探索へ向かうことに決めた。

 俺は書物庫へ、部屋にあるキャンドルを見つけ、持っていくことにした。本を探していると、「スープの夢について」を発見。表紙は何やら黒い液体で汚れており、甘い匂いがした。さて、中身を開くと余計なもの入れずに毒を飲め、そしてこれは持ち出し厳禁と書かれており、部屋についての記述をも発見した。ぶっちゃけここは何が書いてあったか忘れました。

 医者は礼拝堂へ向かったが、ドアを開けようとしたとき何やら大きなものを引きずるような音が聞こえた。小窓からそっと覗いてみると、薄暗くてよくは見えなかったが、一対の翼を持った大きな蛇を見つけ、入ることは諦めた。

 エンターテイナーは下僕の部屋へ入り、暗闇の中で銃を持った血まみれの女の子を発見。コミュニケーションが取れるわけではなかったが、敵意はないようで、銃を貰って、一緒にスープの部屋へ戻ってきた。

 3人と女の子がスープの部屋へ戻り、得た情報を共有し、キャンドルを持って下僕の部屋を再び訪れることにした。部屋に入ってちょっと進んだとき、先頭のエンターテイナーが何かに躓いてしまった。それは頭のない男性の遺体で、俺と医者は気付いてない様子であったため、そのまま部屋へ戻ろうと提案し、戻った。

 スープの部屋にいる俺達は、話し合いの上女の子なら死んでもらっても構わないしスープを飲み干してもらうことにした。彼女は嫌そうな素振りを見せたが、断ることはなかった。さぁ女の子が毒の影響を受ける前に次は持ち出し厳禁の本を持ち出して貰おう、ということでそれを実行した途端、スライムが襲い掛かってきた!

 戦闘はくっそ長かったのでオチだけ。火が効くことがわかったので俺が全裸になって服と本を燃やしてスライムにぶつけて倒した。まだ女の子が生きていたので次は嫌そうだったが礼拝堂に放り込んだ。少しして、女の子の断末魔が聞こえ、もう何も聞こえなくなってしまった。意を決して、俺が礼拝堂へ入ると、何を書いているのか読めない石版と、大きな象の顔をした人型の像、メモを発見。メモには中心の弱々しい太陽とどっか(プレイ中に書いたメモが読み返せないため不明)に調味料があると書いてあった。

 これを報告し、スープの部屋の電球をチェックすると黒い液体の入った小瓶を見つけた。エンターテイナーが甘い匂いがするので舐めた結果、倒れてしまった。

 キャンドルはいよいよ短くなっている、俺と医者は再び調理室へ入るともうキャンドルの火は消えてしまった。 その時、礼拝堂から人型の像がこちらへ向かってくるのが分かった。像は医者を瞬殺し、俺は咄嗟に隠れたがもはや殺されることを悟り、もうすぐ居酒屋へ行くことになっていたので服毒自殺を図った。

 死んだはずの俺達だったが、目が覚めると自分が元いた場所にいました。

                 おわり

 

 以下解説、まず勝利条件は毒入りのスープを飲むこと。俺達はスープが人間の血であること、毒でもないことに気づいたけどここで終わってしまってた。そして毒とは甘い匂いのする黒い液体のこと。正解は、この黒い液体に銀を浸すことで毒だと確認した後、血のスープに入れて飲むことだったわけ。

 プレイ中は結構みんなめちゃくちゃだった。エンターテイナーなんか女の子見つけたとき戦闘仕掛けてボコボコにしようとしてたしスライムとの戦闘時には医者のアイデアで俺は全裸になった。

 TRPGはプレイヤーは世界観にあった行動をするように心がけるとキーパーがうまく修正してくれるのでめっちゃ面白くなる。次もやりたい。寝る。